日誌リンゴとワゴン

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9話と10話のプロット

前ブログからの移転記事です。
(2019/04/15 投稿)

【はじめに】

 1型生活の裏話です。おかしな文章になっているかもしれません。特にプロットはすごいです。

 ノートを読み返して驚いたので第9話と第10話のプロットを載せます。これ以外は完成した漫画とそれほどストーリーが変わりませんが、この2話は少し違います。

 

第9話「配慮?」

 1、「学君、なにしてるの?」クラスの女の子が教室に佇む学を気にかけると、学は外で遊びたいと答えた。昨日退院したばかりだからダメと言われふてくされているとプリントを採点していた担任が概数のプリントが100点だと口に出す。入院中舞子が教えてくれたもので、学は舞子のことを気に掛ける。

 舞子とのの花は移動教室で理科室に向かうため廊下を歩いていた。舞子はのの花が荷物を持ってくれていることに戸惑っている。その後も給食当番を代わる、テスト期間だからと勉強を教えてくれる、掃除を雑巾がけから箒にさせる等、部活まで続いた。

 2、「疲れてない?」と聞くのの花に【?(プロットは紙に書いています。書いた漢字が読めない)】り、美鈴が怒りながらドアを開ける、入院中のことを問いただしたおれいにコンクールについて説明する。

 3、翌日。体育のため着替えているとクラスの子がハンカチを落とした。舞子が拾い渡すと、その子(留衣)はそそくさと去っていく。

 入院のため舞子がやっていなかった体力テストを影で行っている様子をクラスメイトが見る。踏み込んでいいのか悪いのかギリギリの線を楽しんでいると、留衣に話が振られる。のの花の過干渉ぶりを「介護みたい」と一言口にし、話題は終わった。合同のため、遠巻きに見ていた美鈴は何かを思う。

 4、その日の部活。未だに案を考える美鈴は気分転換に場所を変え、三年生の集まる教室に入った。しばらくの後部長が声をかけ、案の書かれた紙を見る。相関図が書かれていたのを不思議に思う。

 

第10話

 1、入学式。クラスの自己紹介。「戸奥小からきた」と言う舞子がその小学校から一人だけしか入学していないことを知ったのの花は同じ小学校だった美鈴と仲良くなったらしい様子を見てほっとしたのもつかの間、舞子と美鈴が近寄ってきた。一人でいるタイプののの花だったが、これも悪くないと3人でいることが増えた。美鈴のまねをして舞子と接した際、優しく笑ってくれたことが嬉しかった。

 2、舞子の家。みやびが舞子の部屋を訪ねゲームをしてくれとせがむ。テスト勉強がしたいと(早く帰ってきたのはテスト週間で部活休止)拒否をするが、階段で返そうとする際舞子がバランスを崩し落下しそうになった。また今度ねと断り、テストを迎える。

 テストの点数がのの花に匹敵しそうなことに舞子は喜び、のの花が教えてくれたからだと感謝する。納得のいかないのの花が無理していないか問うと「体育のテストまでこのまま頑張るつもり」と返した。それが終わればみんなと同じ地点にいるだろうと。

 体育。マット運動。最後の練習の時にはみんなに追いついている感覚があった。最後までやり遂げようと思っていた矢先、自分が低血糖になっていることに気づく。自分がこれからも病気のせいでおくれをとらないよう、足並みをそろえるだけでは足りないのではと焦り始めた。試しに高難易度の技をやってみようとした際、その技をやると思っていなかったクラスメイトがマット内に入ってきた。またしても間一髪で接触はしなかったが、舞子は気を付けて、と半ば睨むように返した。自分と周りが疎遠になりつつあるのに舞子は気が付かない。

 

 

 ここまでです。行き詰ったので第10話の途中で書くのをやめたようです。とりあえずネームに移り四苦八苦して完成したのが第10話「下心」です。

 

 こんな感じのプロットをもとにネームを描くとどうしても話が変わってきてしまうので以降の話のプロットはあっさりめ(箇条書き程度)になりました。第9話からは舞台が病院から外に移り視野が格段に広くなってしまう段階でもあるので私が書こうとしてもまったく扱いきれなくなった段階でもあると思います。

 話を考えることは楽しいのですが本当に難しいです……。もっと力を付けたいと思います。ここまでお読みくださった方、ありがとうございました。