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アメリカのドラマ「フルハウス」を全話見終わりました! 日本語吹き替え版です。
子供のころNHKで放送されていたのですが、野球の延長で毎週延期しやっと見られたとしてもお風呂に入る時間と被って最後まで見られなかった印象が強いです。その鬱憤を晴らすべくついにNetflixで好きなだけ視聴! 便利な世の中!
以下ドラマの感想です。ウィキペディアを参照にしているところもあります。
■ストーリー
タナー家には夫と妻、3人の娘がいましたが、ある日交通事故で妻が亡くなってしまいます。娘は10歳と5歳と生後9か月。夫ダニーは仕事があるため、育児の手伝いとして親友のジョーイと義弟ジェシーがタナー家に引っ越してくるところからストーリーが始まります。
みんな成長していく、笑いあり涙ありのコメディドラマ。隣人も賑やか、途中で犬を飼いジェシーが結婚し双子の男の子も生まれ……フルハウスは留まることを知りません!
主要人物がトラブルを起こし、それをどう対処していくかが各話の基本的な流れです。トラブルの原因は子供特有のいたずらや思春期、性格のぶつかりなどいろいろあります。観ているこっちが思わず「あっやばい!」と身がすくむことも沢山しますが、最後は話し合いで円満に解決するのでだんだんトラブル自体が楽しく感じてくると思います。
とにかくキャラ同士の掛け合いが面白く、各話のテーマも多彩でまったく飽きませんでした。一話完結型で全8シリーズ192話ありますがどの回も最高です!
■キャラクター
キャラごとに特に好きな回も書きます。
・ジェシー
交通事故で亡くなった妻パメラの弟で、ダニーの義弟。職業はミュージシャン。髪を大事にするかっこいい人です。とにかくイケメン!
プレイボーイで恋人をとっかえひっかえしていましたがベッキーという女性に会ってからはベッキー一途。本当にとにかくイケメンで、姪(タナー家の三姉妹)や息子を大切にする映像が芸術の域です。
フルハウスはライブ演奏でよく締めており、ジェシーが発端になることが多いです。音楽をよく知らなくてもノリノリになれます。
「ア・ブ・ナ・イ・男」シーズン3-9
三姉妹の育児がすっかり板に着き、丸くなったジェシーをバンド仲間がからかいます。二十歳のころの危険な行動にふたたび挑戦するためジェシーはバイクで飛び出しますが……。"ビビった"と"やらない"は違うこと、NOと言う勇気は立派なこと、とても勉強になりました!
・ダニー
タナ―家の家主で、亡き妻パメラの夫。職業はキャスター。お掃除が大好きで几帳面な人です。3人の娘を愛するとってもいいパパ!
我が子を愛して心配するあまり、娘の恋人(主に長女の)を発見しては追い払おうとします。車の運転指導にもかなり慎重。娘が成長するにつれダニーも育児方針を変えていかなければならず、四苦八苦するシーンも見どころです。
キャスターで司会を務める番組名は「おはようサンフランシスコ」。視聴者はダニーの困る姿が見たい!
「キスはイヤイヤ」シーズン7-7
ミシェルはもう小学生。なのにいつまで経っても赤ちゃん扱いするダニーにミシェルは不満を募らせます。ダニーにとってミシェルは最後に生まれた娘で最後の赤ちゃん。ずっと赤ちゃん扱いしたいけど、ミシェルが嫌ならもうしない。キスも恥ずかしいならしなくていいよ。成長はときに寂しいけど暖かい回です。
・ジョーイ
ダニーの親友。妻を亡くしたダニーを気にかけ育児を手伝ってくれます。コメディアンでみんなのムードメーカーです。
ジェシーと作中でだんだん親しくなり仕事でタッグを組む相棒にまでなりました。三姉妹とは保護者というより親友へ、でもやっぱり保護者でもあり、独特な立ち位置が魅力的!
子供のアニメやおもちゃが大好きで本人も子供っぽい性格ですが、コメディショーでは意外と真面目なトークをします。
「栄光のシュート」シーズン6-9
15年前ジョーイはホッケーの試合で失敗しました。今度のチャリティー試合でなんと当時の敵ゴールキーパーと当たることになり、失敗を掘り返されて笑われます。ジョーイは争いを嫌い優しい性格。ミシェルとした約束も"相手をビビらせないこと"。でもそれだけだとホッケーでは勝てない……! 二人の友情が素敵で、「ミシェル・ライダー(シーズン5-13)」も同様に大好きな回です。
・DJ
ダニーの娘で長女。第1話では10歳、最終シーズンで高校卒業間近。頭がよく恋多きお姉さんです。
長女ということで思春期を最初に体験し、男女の恋愛話やクラスメイトの飲酒問題など年齢を主軸に置いたストーリーが多いです。しっかり者ですが自分の欲望に忠実なのでトラブルもよく起こします。
「DJ」という名前を個人的に不思議に思っていましたが、これは本名のドナ・ジョーを略した愛称。ミドルネームはマーガレットというらしいです。かわいい!
「姉の思いやり」シーズン8-9
中学生になったステファニーは友達と一緒に男子高校生をナンパします。無事上手くいき高校生が車で送ってくれることになりましたが、この運転が危険でスリル満点! 後日再びドライブに誘われ外出を試みるステフを姉DJは必死に止めようとします。ステフは結局外出をやめますが、その車が事故を起こしたことを知り……。DJの止め方が必死で、妹の威勢にも全く折れません。ステフを大切に思う気持ちが伝わってきました。
・ステファニー
ダニーの娘で次女。第1話では5歳、最終シーズンで中学生。おしゃべりで元気な女の子です。
姉DJを尊敬しよく行動を真似します。真ん中っ子ゆえしばしば不憫な目に遭いますが、その分トラブルを起こした時のインパクトは大きいです。運動神経抜群で切れのいいダンスも素敵!
真面目な一面もあり見ていて安心します。最終シーズンでは姉と背丈がほぼ同じになり、すごく驚きました。
「負け方の美学」シーズン5-17
優秀なステファニーはスペリングコンテストに出ることになりました。本がまだ読めないミシェルも触発されスペルの練習を始めます。しかしステフは本番でスペルが出てこず、ライバルに敗れてしまいました。ライバルを家に招きスペリング勝負を挑みますがやっぱり叶いません。文字の組み合わせで発音することを覚えたミシェルと、発音しない文字に苦戦するステフ。この対比がなんとも不思議で印象的な回でした。
・ミシェル
ダニーの娘で三女。第1話では生後9か月、最終シーズンで8歳。言葉を話さない赤ちゃんから8歳! 成長をかなり実感させていただきました。
とにかくかなりかわいいです。愛らしい笑顔に仕草、ファッションも超キュート! 末っ子でわがまま気質ですが姉やパパたちのために頑張ることもあります。大きくなったね……。
同級生のメンバーにほぼ入れ替わりがなく、個性的な子たち揃い。ヘマをしても許し合えるいい子たちです。
「世界一のワキ役」シーズン6-8
ミシェルのクラスが劇をすることになりました。かつての姉二人と同じ役をやりたいミシェルは家で練習します。オーディション当日、練習の甲斐むなしく自分より上手い子が役に決まってしまいました。初めは落ち込んだミシェルでしたが次第に受け入れ、選ばれた子を本番中に励まします。素敵!
・ベッキー
ジェシーの妻(第4シーズンで結婚)。「おはようサンフランシスコ」でダニーと一緒に司会をしています。実家が牧場の方にあり、活発で優しい女性です。
ストーリーの途中でタナー家に引っ越してきます。タナー家唯一の女性ということで三姉妹の良き相談相手! 番組独占を狙っており、ダニーが番組を降りてしまう可能性を感じると内心喜びます。
シーズン5で双子の男の子を出産します。ジェシーと育児でてんやわんやする姿も大好きです。
「ザ・ウェディング(前後編)」シーズン4-18/19
結婚式当日ジェシーが無断でスカイダイビングに挑み、花婿不在で式を迎えようとします。式場で待つ花嫁ベッキーは当然パニックです。コメディドラマなので終始ユーモアあふれる大混乱が起こります。トマトの国とバスに乗るシーンもお気に入りです。
・ニッキー&アレックス
ジェシーとベッキーの息子で、双子。ミシェルの誕生日に生まれました。ロマンチック!
愛らしいボブヘアが特徴的。ジェシーが髪を執拗に気にするためなかなか切ってもらえません。誕生からシーズン終盤にかけて少しづつ喋るようになり、「そんなの知りませーん」と敬語気味な口調もかわいいです。
双子にとってミシェルは姉のような存在で、よく後ろをついて回ります。どちらかが赤い服を着ていることが多いです。どっちかな?
「ステフの反乱」シーズン6-10
ステファニーがピアスの穴を無断で開けてしまう話が主軸ですが合間に双子が床屋で髪を切るストーリーもあります。床屋の店員がジョーイそっくりで、髪を切らせることに両親が大慌てするシーンが特に楽しいです。ステフのストーリーもかなり好き!
・キミー
タナー家の隣人で、DJの親友。とても賑やかで勉強が苦手。足が臭いので靴を脱ぐと大変なことになります。
タナー家に勝手に入ってきて一通りちょっかいを出してはパッと帰っていきます。ベビーシッターのバイトをしておりミシェルや双子の世話もたまにするようです。その為か年下にも分け隔てなく接し、ステフのバンドにも入ってくれました。
眉の上げ下げがかなり特徴的です。そんなに変わるの!?と驚くほど切り替わる表情がたまりません!
「ジェシー最悪の日」シーズン7-8
ジェシーのクラブ開店日、準備にもたつきイライラするジェシーはキミーが作ったチョッキにもケチを付けます。その後ジェシーは倉庫に行き、なぜかすでに居たキミーと閉じ込められてしまいました。キミーが居た理由はチョッキを悪く言われ傷付いたから。いつもは元気なキミーなので、そのギャップで印象が強い回です。
■おわりに
おわりにですが書きたいことはまだまだたくさんあります。サブキャラクターもみんな魅力的で、上記の「ステフの反乱」でも書いた主軸以外のストーリーも楽しいです。
「フルハウス」の続編「フラーハウス」もいつか見てみたいと思います!
今回のブログはここまで。ありがとうございました!